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My "Urban Sketch in 2020" -- 僕の私のアーバンスケッチ2020

 自分の携帯電話の中に溜まっている2019年と2020年のスケッチを見比べると、明らかな違いが見て取れますね。ストレートに言うと2019年は「安定」そして2020年は「再構築」?



カフェにて。スケッチブックを忘れたことに気づき、急遽手帳にしたスケッチ
(2019年)


デニーズにて昼ごはん。枠を作ってから描くのは好きじゃなかったはずなのに、思いの外上手く行って枠の良さを確認した一枚。
(2019年)


友達との飲み
(2019年)



2019年は「スケッチ」として成り立つ絵をちゃんと描いてたように見えますね。それが2020年、初っぱなの新年ドリンク&ドローの時から新たに、スケッチブックではない「クラフトペーパー」に描いてみたり、今までとは違ったアプローチを試しているのがわかります。何かしら普通とは違ったアプローチで自分のアイデンティティを確立したい、そんな思いだったのかな?


新年ドリンク&ドロー


門前仲町


ロブ・スケッチャーマンとお茶




その後コロナの影響で定例会もなくなり、ネットを中心とした集まりなどで友達と描くようになりました。その辺りでバーチャルスケッチなんかも流行って、普段の外で描く感覚ではない、既に切り取られた風景を模写する楽しさにも目覚めましたね。写真から描くのは楽チンで、何かズルをしてる気分にもなったりして(笑)でも、その活動があったからこそ、意外にも風景スケッチへのアプローチのコツ?も自分なりに掴めたところがありました。


パリの街角(バーチャル)


アジアの街角(バーチャル)


小金井のどこかで(リアル)


府中のどこかで(リアル)


バーチャルスケッチと同様、同じころ流行った?のがUSkJのウィークリー・チャレンジでしたね。いま思うとこれは、やはり「ウィークリー」だった事も随分意味があったかな?と。その後、ウィークリーだと忙しいので月に3本チャレンジのお題を出す「マンスリー・チャレンジ」としましたが、振り返ってみるとその時間的緩さが、チャレンジの盛り上がりの緩さが繋がってしてしまったかな?という反省(笑)


このウィークリー・チャレンジのお題によって、描き方や描くツール選びなど、今まではしなかったアプローチで描く楽しさを見つけたり、自分はこんな絵もかけるんだ!?なんていう発見もあったかな?でも、やはり外へスケッチしに行かない点で、家の中や周辺などの狭い視野の、よりイラストやマンガ的な絵が増え、建物や風景を「スケッチ」として見られるように描いていた2019年のような絵が減った印象がある?かな?


画材を変えて描くチャレンジ、これ楽しかった。
結果も如実に違って(笑)


お気に入りの画材チャレンジだっけな?


そして、それに拍車をかける出来事が夏、唐突に起こりましたね。部屋を整理していたら出てきた大きめ(A3サイズ)のコピーペーパーの束。子どもたちが小さい頃、好きなように描けるようにと買っておいた紙が出てきたんですよね。少し古いけど捨てるのはもったいないから、とホチキスで束ねて、ついでに表紙をつけてみたら意外と見栄えがよくて(笑)らくがき帳のつもりがドンドン気軽に描く日記帳みたいになって行きました。


ここから新たな章(チャプター)が始まる?


文章多めで挿絵的なスケッチ


マンガ的要素も加えつつ、絵日記ですね。


思い返すと元々僕は、スケッチャーとしてよりジャーナル(日誌)を書く「ジャーナリング」-----日々の出来事や思ったことなどを書きつつ、そこにスケッチを描く-----ところからスケッチを始めたので、今回のこの安上がりで広く描けるコピー用紙ノートは、気軽に描かせてくれる最高な画材となりました。8月から始めて、ひと月で一冊描き終えるペースでここまで4冊ほど描き終わりました。


いま5冊目を使っていて、これももうそろそろ終わりそうです。このお手軽ノートにしてから、何かしら日常の場面を描いたり、そこにメモを書き添えたりする、日々のドキュメント作業のウエイトがより大きくなり、今までのように「スケッチでもするか」というような?これから描くぜ!という感覚ではなく、鼻水が出たので鼻をかむ、くらい普通な感じで、そこに描けるものがあるから描いておく、くらいな軽さで描いています。


どんどん増えるのも楽しみの一つ


この軽さとスピード感、スケッチブック(ノートですけど笑)が一冊うまる速さは一度体験するとハマってしまって、ここから今までのようにスケッチブックに描くことができるだろうか?と心配にさえなります。


またこの辺のジャーナリングについては、いつかどこかで発表なりワークショップでも開いてみたいと思っています。

そんなわけで、これが僕のスケッチの変化、昨年との違いについてのまとめになります。


おしまい









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