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自作ノートのあの人がロディア・タッチを使ってみたよ


ここのところ、やれ自作ノートだジャーナリングだとうるさかった僕ですが(笑)久美さん同様、あのメモパッドでおなじみのRhodiaから出た新コレクション、ロディア・タッチのモニターをさせてもらう機会を得ました。

本国フランスをはじめ、ヨーロッパ(北米もかな?)では昨年リリースされたこのロディア・タッチコレクション。用意されている紙も9種類あり、それぞれカリグラファーや建築家、デザイナー、イラストレーター、アーバンスケッチャーまで視野に入れ、アートに携わる幅広い層をカバーしています。 




僕がメインで試させてもらったのは、250gの紙を使ったBristol Bookというもの。こちらはA4(ブック)サイズと横長のA5(パノラマ)サイズが用意されていて、僕はこの横長の方を試しました。


まずは自分が普段使っているペンで試し書き。最初に気づくのは紙の白さ!いま使っている自作ノートの紙が、ややクリームがかった色なので余計白く感じる。ただ、それが青白い白さではなく、自然な白さなので、そこに色を乗せるとすごくいい感じで発色する。

水彩もキレイに色が立つ。水彩紙を使ったスケッチブックのいくつかでは、塗った色が沈む?ような物もあるけど、そういうのが全く無い。

そして気づくもう一点は、紙のスムーズさ!目の荒い水彩用のコールドプレスに慣れてる人は、もしかしたら抵抗があるかも知れませんが、この紙の表面はテクスチャーのないホットプレス(ツルツル)。

絵の具を紙の上で混ぜるように塗っていくメンバー達からは、もしかしたら水彩には向いてないかも?と聞かされていましたが、僕が試した感じでは、その鮮やかさや混ざり具合はキレイに残りました。ただ、乾くまでに相当な時間がかかりましたね(汗)

また、表面のスムーズさは気持ち良いんだけど、個人的には現場で手元を見ないでする人物スケッチなど、スピードを要するスケッチではペンがいつもより余計走ってしまい、出来上がったスケッチが自分の予想と全然違う!ということが何度かありました。


電車内スケッチに帰宅後色を塗りました。色塗りはすべて水彩絵の具だけど、マーカー的にサッと塗っていく分にはなんの問題(乾く時間)もないかな。

紙表面のスムーズさのため、いくつかペンを持ち替えて描いた線画に後で色つけ。

インクの出の良い万年筆で描いたら、やはりインクが乾かぬ内に手で擦っていたらしく、紙が汚れてしまう事もありました。

ペンの滑りが気になり、より紙面との抵抗が大きそうなボールペンに持ち替えてみたら、意外としっくり来て気楽に描けるようになったのは気のせいかな?


正直なところ、今まで使ってきたちょっと良さげなスケッチブック; モレスキン、ファブリアーノ、キャンソン、スティルマン&バーンと比べても、発色の良さはピカイチだと思う。あとは紙の質感(テクスチャ)が好きか嫌いか?というくらいで。



これはスティルマン&バーンのスケッチブック

テクスチャで言うと、スティルマン&バーンの紙質は僕の一番のお気に入りですが、それとはまた違った良さがこのBristol Bookにはありますね。

こちらは、Bristol Book

色鉛筆なども試しましたが、全ての道具で問題なく楽しく描けました。何より楽しいのは色の反射、発色の良さだと思います。また、表面のスムーズさの好みは分かれると思いますが、水彩用紙に近いマルマンの図案ブックに描いた時のような、ペン先が少しモフモフ?フカフカ?と埋まるような感覚は全く無く、スカーッと進みます(笑)

また、その表面のスムーズさ故か、水分の多い絵の具やインクの吸い込み、乾くまでには(予想以上に)時間を要するところがあります。なので、描き方としてはよりライトな感覚に合うと思います。

と、一通りBristol Bookについて書きましたが、なんといま現在、アーバンスケッチャーズ・ジャパンのFacebook公式ページにて、


をやっています。今回紹介したBristol Bookをはじめ、全種類の紙が試す事ができます。ご興味ある方はこの機会に応募してみてください。

また、ロディアさんとの企画はこの先もまだ用意されていますので、楽しみに待っていてください。

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